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呉竹会
8月8日 呉竹会・アジアフォーラム3周年記念講演会
        340名の参加のもとに盛大に開催

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 「保守の真髄とは何か」西部邁先生の評論は<難しい>のが定評ですが、あえて正面から日本にとって本質的な命題を掲げて3周年の記念講演会を企画して見ました。にもかかわらず340名もの皆様にサンケイプラザホールまで足を運んでいただき、  呉竹会の勉強会にふさわしい充実した内容の会になりました。

 午後6時30分 事務局長の藤川晋之助の司会で始まり、呉竹会・アジアフォーラムの3年間の歩みと勉強会の趣旨についての説明がなされ、本会顧問の岩井達より開会の挨拶が行われました。
 続いて、お祝いの言葉を茨城県前県議会議長の石川多聞先生とがんばろう日本協議会の戸田代表に頂戴し、本会会長の頭山興助より感謝の挨拶をさせていただきました。
 「靖国の論議は不毛で、先の大戦で亡くなられた皆様のおかけでわれわれが今日あることをただ率直に感謝すべき日であり、対外的にはもっとしたたかに日本人はならなくてはならない」

  午後7時00分 評論家の西部邁先生が登壇され、「大東亜戦争の思い出はグラマンやB29をかすかに記憶しているけれど、敗戦の後に学校で見せられた硫黄島の映画で、日本兵がアメリカに殺されていく惨いほどのシーンの末に、ジョンウェインが正義の味方のように星条旗を掲げるシーンがあって、教師たちや生徒が拍手しているのを見て、慄然とした」と冒頭に体験談を述べられ、皇室と靖国や憲法と教育基本法に言及されながら、いかに戦後日本がアメリカ二ズムへの屈従を強いられているか、それは9.11に対する新米保守の姿に集約されており、冷戦時代でのアメリカの自由主義もソビエトの共産主義もつまるところ、フランス革命に象徴される近代主義の徹底にある訳で、本質的には左翼の流れであると喝破されました。
  構造改革こそはその延長にあるもので、日本の破壊に繋がるものに他ならず、歴史と伝統に照らし合わせて、何を保守するのかが問われていると鋭く指摘され、アジアはナショナリズムの連合体であるべきで、生命至上主義ではなく、自立と自尊を機軸として日本を再生していかなくてはならないと結ばれました。

 「明治維新はおよそ3000人くらいの志士が立ち上がって実現しました。江戸幕末の頃は3000万ですから、4倍の12000人くらいの覚醒者がいれば、世の中は変えられるのかもしれない」と絶望と希望の交錯する言葉が印象的でしたが、ほとんどの人が勉強会に来て良かったと満足をされていたように思います。さすがに論客といいますか、書かれた本は難解ですが、演説はわかりやすく、知識人の面目を感じさせられました。

 その後、頭山会長から謝辞の言葉があり、二次会に移りましたが、西部先生にもご参加いただき終始気炎をあげられ、一同感激の至りでした。会員からは「保守の真髄とは何か」という演題でさらに、日本とは何か、その何を保守すればいいのか、もっと具体的な教えを請いたいとの声がありました。


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