頭山会長の部屋

平成23年 年頭所感

頭山興助

頭山興助

明けましておめでとうございます。

昨年一年、外交においては沖縄の米軍基地問題に始まり、北方領土、尖閣と、わが国の根幹を揺るがす問題が続発し、内政においても、経済不況に対してなすすべのない政権、組合のない中小零細企業に手を差し伸べぬ左翼政府、組合がなく有っても相手にされないような小さな会社の将来はどうなるのか、それらが支えるわが国の誇るべき「もの作り」の技術は、中国の低廉悪質な「生産」に取って代わられてしまう危機的状況にあります。

いったいこの列島に日本民族が何時まで存在出来るのでしょうか。

北方領土はロシアの不法占領状態を固定化させ、正当性をも捏造されつつある憂慮すべき状況ではありますがそれでもなお、新年を陛下のお言葉とともに迎えることができたことは誠に慶賀すべき事であったと思っております。

さて、新年も早々に感じましたことは、日本の老舗と呼ばれる名店もとうとう中国に買いあさられるようになってしまったということです。年明けとともに中国発信のバブルが始まり、たかが一匹のマグロが3249万円と馬鹿げた値で競り落とされました。

銀座の有名寿司店久兵衛は中国に暖簾を売ってしまったのだろうか、競り落とした人間が2人とはどうゆう事なのか、果たしてそれで競りが成り立つのだろうか、それでは談合ではないか、久兵衛はリーからマグロの片身プラスいくら貰ったのだろうなどと、私は日本の文化そのものが中国の金に侵されていくような気がしてなりません。

回転寿司とさほど変わらぬ無名の寿司屋(板前寿司)が銀座の久兵衛と並び立つためには安い買物(宣伝費)であっただろうし、冷凍技術が格段に進歩した現代、香港のリーもしくはその後ろにいる誰かが安く仕入れておいたおびただしい数の冷凍マグロでどの位、利益を上げたのだろうとも。そして久兵衛に香港のリーを引き合わせたバブル紳士はいったい誰だったのでしょうか。

その日の朝、早速宣伝にこれ努めたみのもんたの番組は幾らくらい貰っているのか、関係した代理店は何処だろうか、劇中広告なのか、それとも、みのが個人的に小遣いにしているのか、また久兵衛の経営自体危ないのだろうか、大阪の吉兆の事もある、今は有名店でもばかげた事をしないとは限らないからだ。

こうしたことを考えていると、他にも日本のブランドが中国資本に買い漁られているのでは無いのかと急に心配になってきます。

トヨタと並び立つ日産がフランス資本に買い取られても、フランス人ゴーンが助けてくれたと感謝するのは日本人のひとの良さなのか世界観の無さなのか。彼の昨年の所得を誰もが忘れてしまったのでしょうか。まだ銀座の土地を売って横浜に引き上げたゴーンがフランス人だったから有難がっていますが、もしこれが中国人やインド人、ヴェトナム人だったらおだやかで居られないのが日本人の本質だと私は思っております。

しかし、このままでは、その日が来るのもそう遠く無いような気がします。20年前のバブルでは、少なくとも日本人の金で日本人が儲けようとしましたが、今は違います。中国の資本が日本にバブルを起こそうとしているのです。

日の丸ブランドの代表日本航空は大丈夫でしょうか。リストラが終わったところで日の丸を付けた中国の航空会社が世界を飛び回るのでは無いのか心配です。特に、日産のように銀座に土地資産を持ちながら本業が思わしくない老舗など格好の標的にされるでしょう。今、日本中にそんな会社は山ほど有るのではないでしょうか。

経済人、商売人だからといって、日本民族の魂まで売ってしまって良い訳がありません。やはりアメリカ式民族崩壊教育と共産主義国家破壊教育が功を奏してきたのだとしか言いようがありません。このままでは本当に日本は無くなってしまいます。現にもう北方領土は無くなって仕舞ったではありませんか。

まだ遅くは有りません真の教育を早く取り戻し日本民族の精神、日本人の国土を取り戻そうではありませんか。

新年のご挨拶にしてはそぐわなかったかもしれませんが政府があてに出来ない今、この難局を我々一人々々が知恵を出し合って真剣に切り抜けていかなければ成らないと思い敢えて自身の反省も込めて申し上げさせて頂きました。

皆様におかれましては本年も呉竹会を宜しくお願いいたします。