アジアと日本

アジアの中の日本

このコーナーでは、アジア各国の動きと日本に向けての期待や失望についての情報を掲載してまいります。

アジアの中の日本を考える上で貴重な材料を集め、『これからのアジアの中の日本の在り方』はどうあれば良いのか、考えてまいりたいと存じます。

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アジアニュース

一般にアジアとは、東の日本から西のトルコまでを含む41カ国の地域を指します。

大きくは東アジア、東南アジア、南アジア、西アジアの4地域に大別され、日本にとって「アジア」と表現される時は西アジアを除く地域のことを意識している場合が多く、国々によって歴史、民族、言語、宗教、国家体制が異なっていて、ヨーロッパの「EU」と対概念で考えるにはあまりにも「多様性」によって特徴づけられる地域だと言えるでしょう。

また、厳密に論じれば文明圏として、「日本はアジアではない」と指摘する声も少なくなく、極東の国ではなく「極西の国」だと揶揄されても決して可笑しくない社会を歴史的に築いて来たことは検証に値する意見だと思います。

しかし、どう見てもわれわれの外見はモンゴル、中国、韓国などの国々の民と良く似ており、その意味では欧米や中東、アフリカとは異なった人種のくくりの中に存在していることは事実だと率直に誰もが認めることでしょう。

しかも、世界の人口の5人に3人はアジア人で、5人に1人は中国人なのです。それだけに近い将来には世界最大の経済圏に成長すると同時に、地球環境の破壊も最も進行して行く地域でもあります。今日においても紛争は30箇所以上で存在し、既に1200万人以上の難民を生んできました。

まさに、アジアは多様性の中の混沌と言わなくてはなりません。

そして何よりも、私どもはアジアの中の一員として存在し、そこで不可分の関係性を築いて来た現実を鑑みるならば、もっとアジアの情勢に敏感であるべきであるし、90年代の円をアジアの基軸通貨にと考えられた時代に比して、アジアからの失意は強く、極言すれば日のいずる国ではなくて、「落日国家」に見えつつあることを知らなくてはならないと思います。

ここでは、そうしたアジアから日本が今どう見えているのかという問題意識を基本として様々な情報を提供してまいりたいと考えています。

マレーシア連邦元上院議員ラシャーダト・ノンチック氏の詩

かつて日本人は清らかで美しかった
かつて日本人は 親切でこころ豊かだった
アジアの国の誰にでも自分のことのように一生懸命つくしてくれた

何千万人もの人のなかには少しは変な人もいたしおこりんぼやわがままな人もいた
自分の考えをおしつけていばってばかりいる人だっていなかったわけじゃない

でもその頃の日本人はそんな少しのいやなことや不愉快さを超えて
おおらかでまじめで希望に満ちて明るかった

戦後の日本人は自分たち日本人のことを悪者だと思い込まされた
学校でもジャーナリズムもそうだとしか教えなかったから
まじめに自分たちの祖父や先輩は悪いことばかりした残酷非情な
ひどい人たちだったと思っているようだ
だからアジアの国に行ったらひたすらペコペコあやまって
私たちはそんなことはいたしませんと言えばよいと思っている

そのくせ経済力がついてきて技術が向上してくると
自分の国や自分までがえらいと思うようになってきた
うわべや口先では済まなかった悪かったと言いながら
ひとりよがりの自分本位のえらそうな態度をするそんな今の日本人が心配だ

本当にどうなっちまったんだろう日本人はそんなはずじゃなかったのに
本当の日本人を知っているわたしたちは今はいつも歯がゆくてくやしい思いをする
自分のことや自分の会社の利益ばかり考えてこせこせと身勝手な行動ばかりしている
ヒョロヒョロの日本人はこれが本当の日本人なのだろうか
自分たちだけで集まっては自分たちだけで楽しみやぜいたくにふけりながら
自分がお世話になって住んでいる
自分の会社が仕事をしているその国と国民のことをさげすんだ目でみたり
バカにしたりするこんなひとたちと本当に仲よくしてゆけるだろうか
どうしてどうして日本人はこんなになってしまったんだ